『あるがまま』

『あるがまま』というタイトルの絵を描いた。
描いているときも、それからも、自分のなかにあるいろいろな感情と向き合っていた。
自分が何者であるかのように勘違いして、そのくせ自信はなくて、否定されることが怖いから人のせいにして、嫉妬して、自分のことも人のことも信じていなかった。
自分に責任を持つことが怖いから、人のせいにして見ないようにしてきた。
有るものであふれている世界に感謝することを忘れて、無いものばかりを見て勝手に寂しくなっていた。
バカタレだな。
ダメなところがあっても、もがいて悩んでもいいんだ。
心を尽くして、自分のことも人のことも信じて、成長していくことを諦めずに、あるがままの自分で一生懸命に生きることが何よりも大事なんだ。
自分は何を信じるのか、その信じるものを見失ってはいけないんだ。
いろいろな感情をぜんぶ味わいながら、金ピカの魂になれるように正直に生きて行く。
そう思えたのも、大切な人たちのおかげ。
そんなふうに思って、この絵があります。